河川敷の恵み

これまで近所に生えている雑草をいろいろ食べてきた。

そうして徒歩圏内の草はひと通り味わい尽くしたので、今度はすこし足をのばして、大きめの川の河川敷まで行ってみることにした。

そこで新たに出会った、3種の雑草(木)を紹介する。


アザミ

入手性: ❤❤💙💙💙
おいしさ: ❤❤💙💙💙

全身トゲトゲで、うっかり素手で触ると、痛い&かゆい。とても食べられるイメージはなかったが、このアザミも、花から根まで食べられるとのこと。

花・つぼみ・若葉をつんできて、いつものようにヘルシオで蒸して食べる。

まずトゲは、ふつうに蒸したくらいでは硬いままだ。口の中に入れてもチクチクする。

花は、表現しがたい、独特の味。ちょっとだけ甘いような、「うま味」を感じるような……。

ただ、花弁の根元が繊維質で、噛みきれない。布を噛んでいるみたいだ。

葉は、花に比べて苦みが強いが、やはり独特の味がする。これが「アザミの味」ということか。

個性が強い味なので、ちゃんと料理したら化ける気がする。トゲは厄介だが。

マツヨイグサ(アレチマツヨイグサ)

入手性: ❤❤❤💙💙
おいしさ: ❤❤💙💙💙

漢字で書けば待宵草。夕暮れに咲く、黄色い花を咲かせる草である。

今回採ったのはその中でも「アレチマツヨイグサ」という種類だ。

ちなみに、花も咲いてないのに、なぜこんな地味な草を見つけられたかというと、自分でもわからない。私の前世は原始の採集民かもしれない。

さておき、若葉を蒸して食べてみた。

これは……苦さ、酸っぱさ、ピリリとくる辛さが、入り混じっている……?

口に入れた瞬間から後味まで、常に違う主張をしてくる。油断ならない草である。

食感はモロヘイヤに近い。粘り気があって、噛みごたえもあって、なかなか心地いい。

まあ食べられなくはない、程度。

クワの葉

入手性: ❤💙💙💙💙
おいしさ: ❤❤❤❤💙

雑草ではなく木。蚕が食べる、あの桑である。養蚕業で育てられていたのが野生化したか、それとも本来の植生かは不明。

大きく分けて「ヤマグワ」と「マグワ」の2種があるが、これはマグワだろう。

ごらんのとおり、たわわに実がなっているが、葉も食べられるとのこと。なのでまずは若葉をとってきて、ヘルシオで蒸して食べる。

食感は、パリパリとしていて、やや歯ごたえがある。

味はほとんど感じないが、何回も噛んでいると、かすかに清涼感を感じる。

ふつうに野菜として常食できそうな味。おいしい。

クワの実

入手性: ❤💙💙💙💙
おいしさ: ❤❤❤❤💙

葉につづいて、実も食べる。黒く熟すと食べごろだ。

英語で「マルベリー」というだけあって、見た目はキイチゴに似ている。

ドキドキしながら口に運ぶと……意外と味は薄くて、かすかに甘みと酸っぱさを感じるくらい。正直いって、ややがっかり感もある。

ただ逆にいうとクセがないので、割といくらでもパクパク食べられる。

汁気は少なく、食感はサクサクしている。

まだ時期が早かったので、熟したものは多くなく、採った分は全部そのまま食べてしまった。ジャムや果実酒にしてもおいしいらしいので、もっと採れたら挑戦しよう。


河川敷には、市街地ではお目にかかれない草も木も、虫も見つかって、新鮮だった。

クワの実が熟すころにまた出かけよう。

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