オオシマザクラ

観賞用の桜に実る、黒いサクランボ。あれは食べられないのだと、ずっと思っていた。

実際、最もポピュラーな桜である、ソメイヨシノの実はまずい。苦くて渋くて、とても食べる気にならない。サイズも小さいし。

しかし桜の品種によっては、赤いサクランボにも負けないくらい、大きくておいしい実がなるとわかった。

オオシマザクラ

入手性:
おいしさ:

花が咲いてないので品種の特定には限界があるが、葉の特徴から見て、たぶんオオシマザクラである。

左がソメイヨシノで、右がオオシマザクラ。葉のふちの鋸歯が、右のほうが鋭いのがわかるかと思う。

この桜のサクランボは、甘い。苦さも酸っぱさもほとんど感じない。味だけなら、市販のサクランボにだって引けをとらない。

サイズも大きい。1センチはある。ソメイヨシノの実と比べると、このくらい差がある(ボケた写真でごめんなさい)。

実の数も多い。1本の木に、一人では取りきれないくらい実る。

花の美しさだけでなく、サクランボの供給源としても、優秀な木である。だというのに、実が黒いだけで、誰も見向きもしない。

どうせ他には鳥しか食べない実だ。たっぷり採って、ぜいたくに食べよう。

サクランボジュース

100グラムほどの実を使う。

ザルの上で実を潰し、ざっくりタネを選り分け、果肉をジューサーにかける。

少しだけ水を加えて濃度を調整し、ブランデーとハチミツを気持ちたらして、完成。

超濃厚サクランボジュースができあがった。

こいつをグイッと飲んだときの満足感ときたら……今までさんざん雑草を食べてきたのは、この瞬間のためだったと感じたほどだ。

サクランボ酒

果実酒を作るのは初めてだが、いろいろなサイトのレシピを見て、適当に材料を決めていく。

サクランボは300グラムほど使用。氷砂糖の量はだいたい果実の半分〜同量が適正っぽいので、200グラム強入れた。

1リットル用の容器に果実と氷砂糖を詰め、ホワイトリカーを注ぐと、650mlくらい入った。

ホワイトリカー1.8リットル+果実1kgで作るレシピが多いので、100mlあたり55.5gと考えれば、適正量は360グラム。やや果実が少なかったかもしれない。

実がこまかいので、水気を切るのが大変だった。カビないといいけど……。

あとは熟成を待とう。


いまのところ、オオシマザクラ以外に、おいしく食べられる桜は見つけていない。

そもそも花が咲いてない今の時期、樹種の見分けがむずかしい。もう少し研究が必要である。

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